188betapk

Waseda Goes Global Accomplishments Units Data Videos Moving Forward JP EN Accomplishments Units Data Videos Moving Forward Global Asia Research Center グローバルアジア研究拠点 5つの主な成果 交流海外機関 最終成果報告 今後の展望 和解と持続可能な開発に向けた学際融合研究拠点 グローバルアジア研究拠点は、和解と持続可能な開発という二つのテーマを学際的に研究し、その成果を、アジアから世界に向けて発信することを目的とします。われわれは、平和・安全保障、経済・開発、社会・文化という三つの次元で多元的に発生する課題を、グローバル・ヒストリー（時間軸）とグローバル・ガバナンス（空間軸）という二つの視座から、体系的に考察を進めることで、アジア発の新しい学知の創生をめざします。 グローバルアジア研究拠点 ACCOMPLISH­MENTS 5つの主な成果 1 国際ネットワークを活用した世界トップレベル指導の実現 2018年からジョイントアポイントメント（JA）教員、2019年からは訪問教員を、延べ11名招聘しました。研究科設置正規科目の開講、論文指導、論文執筆セミナー、フィールドワーク等を実施することにより、学生に対して国際水準の教育を提供することができ指導体制の強化を進めることができました。JA教員・訪問教員による公開講座は、対面、オンライン、ハイブリッドにて開催し、学内外からの幅広い参加者を募り、世界トップレベルの大学との交流・連携を実現しました。 2 国際和解学会の設立 早稲田大学として人文・社会領域ではじめて科学研究費新領域研究「和解学の創成」を獲得し、JSPS研究拠点形成事業A「流動化するグローバルなリベラル秩序におけるEUと日本」と連携しイベントを開催しました。2019年には、「和解と持続可能な開発のためのグローバルアジア研究」と密接な関係を持つ被支配の思想を中核とする連続講義を皮切りに、国際シンポジウムおよびセミナーを開催し海外大学・研究者とのコネクションを構築しました。2020年、当拠点メンバーが代表を務める新学術領域研究「和解学の創成」において国際和解学会を立ち上げ第1回国際学会を開催しました。2022年、世界的に著名なコロンビア大学キャロル・グラック教授を招聘しシンポジウムを開催しました。 3 英文テキストブックをオープンアクセス化し出版 2022年9月にSpringer Linkに“Sustainable development disciplines for society: Breaking down the 5Ps - People, Planet, Prosperity, Peace, and Partnerships”および“Sustainable development disciplines for humanity: Breaking down the 5Ps - People, Planet, Prosperity, Peace, and Partnerships“を出版しました。潜在的読者は、アジアを中心とする国々からの留学生（いずれ母国のリーダーとなる人達）であり、教員各自の専門領域から、SDGsのいずれかの目標に寄せて開発論にアプローチしています。教員の研究成果に基づく英文テキストブックの出版は、教育を目的の一つとするグローバルアジア研究拠点の目に見える成果です。将来的にDevelopment Studiesに関するオムニバス形式の講義を本書に基づいて提供することや、社会科学部・社会科学研究科での実際のカリキュラムでの活用を進めることにより、実際の教育活動やカリキュラムとの親和性も高めています。 4 コチュテル・ダブルディグリープログラムの締結 2017年にブリュッセル自由大学とアジア太平洋研究科間でコチュテルプログラムに関する協定を締結し学生を1名受け入れました。2021年には同大学と政治学研究科との間でも、コチュテルプログラムに関する協定を締結し、1名の学生の派遣を行っています。ダブルディグリープログラムにおいては、2019年に清華大学社会科学学院と社会科学研究科の間で協定を締結し、これまでに1名を派遣、2名を受け入れました。また、2020年にはブリュッセル自由大学とアジア太平洋研究科の間でもダブルディグリープログラムに関する協定を締結し、これまで1名を派遣、7名を受け入れ、国際共同指導プログラムの実績を着実に積み上げてきました。学生は本学の学位に加え海外トップ大学の学位も取得することができ、課程修了後のジョブマーケットでの優位性や将来的な国際共同研究の可能性を得ることができます。 5 QSランキング3分野で100位以内にランクイン 2017年にグローバルアジア研究拠点を設置して以降、欧米をはじめアジアを含めた世界各地の大学からのJA・訪問教員の招聘、さまざまなシンポジウム・ワークショップの開催、コチュテル・ダブルディグリーによる学生の受入・派遣など、多様な国際教育研究活動を行いました。本学は、政治学分野では2018年に46位、社会学分野では2017年と2019年に82位、法学分野では2020年に70位にランクインしました。これらの成果は、本拠点が実施したさまざまな活動がランキングにも大きく寄与したといえます。 GLOBAL RELATIONSHIPS 交流海外機関 イェール大学 ケンブリッジ大学 コーネル大学 コロンビア大学 ジョージタウン大学 シンガポール国立大学 スタンフォード大学 タマサート大学 ハーバード大学 ブリュッセル自由大学 マサチューセッツ工科大学 ラトガース大学 高麗大学 清華大学 南洋工科大学 北京大学 すべて表示 OUR LAST SYMPOSIUM 最終成果報告 事業最終年度となる2023年度に最終成果を発表するシンポジウムを開催いたしました。その内容をレポート形式でご紹介します。 Global Asia Research Center Symposium [PDF] MOVING FORWARD 今後の展望 質の高い国際教育研究環境の整備 これまでグローバルアジア研究拠点で培ったJA・訪問教員による教育研究活動や、海外協定大学とのダブルディグリー・コチュテルプログラムなどの国際教育プログラムを継続し、引き続き質の高い国際教育研究環境を提供します。また、国際的に著名な研究者等を招聘し、シンポジウムの開催や研究指導を通じて更なる国際教育研究の発展を目指します。 海外協定校等への大学院生の派遣促進 大学院生の国際的素養の育成・強化を目指し、グローバルアジア研究拠点として中長期の海外派遣を推奨していきます。ダブルディグリー・コチュテルプログラムといった教育プログラムだけでなく、研究者としての派遣も推し進め、将来研究者等のキャリアを歩む学生が国際的な研究ネットワークを作れるよう後押ししていきます。 WASEDAの活動に寄付する © 2023 Waseda University. All rights reserved.